6日目そのB ルクソール東岸@昼のカルナック大神殿(2003年9月3日)
午前中の観光を終え、クルーズ船に戻ると、
部屋のベッドには、こんなデコレーションが!
きゃ〜〜ん超〜〜〜ラブリー!!
おもわず嬉しくなって、記念撮影パチリ。
←すごくないですか!?
←あまりにかわかったので
ルームサービスの方々に
お礼の手紙を書きました
昼食を兼ねて、2時間ほどの休憩後、
ルクソールに流れるナイル河の東側、
いわゆる東岸にあるカルナック大神殿へ。
←カルナック大神殿のチケット売り場
夜に行われる音と光のショーの
言語スケジュールが書かれています
こちらのチケット売り場の横には…
ヤギがたくんさん。
のどかだーーー。
←カルナック神殿を示す看板
カルナック大神殿は、前日の夜、音と光のショーで訪れたけれど、
(詳しくは、コチラをご覧下さい)
昼のカルナック大神殿は、夜とはまた違った雰囲気。
時刻は13時20分。
←カルナック大神殿の第一塔門と
参道に並ぶ羊のスフィンクス
この参道は、かつてルクソール神殿まで続いていたそうです。
そして、この参道に並ぶスフィンクスをよく見てみると…
←羊顔のスフィンクス
(photo by みねちゃん)
スフィンクスというと、
人の顔とライオンの胴体という認識だったのですが、
このカルナック大神殿の参道には、
羊顔のスフィンクスが並んでいます。
この参道を、さらにちょっと違う角度から見てみると……。。。。
お尻がいっぱい!(笑)。
ライオンの胴体というよりは、ねずみが並んでいるみたいで
なんだかラブリーですね。
←第一塔門の前で
第一塔門をくぐると、すぐに中庭があり、
ラムセス2世の巨像があります。
←大きさの感覚がバグりますね
その手前には、セティ2世の小神殿が。
←セティ2世の小神殿
←セティ2世の小神殿前にある台。
かつてこの上に、ファラオの死後、
天空を旅するために使うとされた
「太陽の船」が置かれていたそうです
←セティ2世神殿前には
ツタンカーメンの顔を模したと
いわれるスフィンクス像が。
でも、顔崩れてる…
そして、カルナック大神殿は、とにかく広い。
それもそのはず。
なんと2000年近くにもわたり、
トトメス1世、2世、3世、
ハトシェプスト、アメンヘテプ3世、
ラムセス1世、2世、3世、からティベリウスに至るまで、
増改築が繰り返し行われ、
現存する古代神殿の中で、最大級の神殿なのだそうです。
←大列柱室前にある、パネジェムの巨像
有名な大列柱室に入る手前、
第二塔門の左手にパネジェムの巨像が。
「パネジェム」って何?と思ったら。
実は、コレ。
ラムセス2世が、自分の像を作って立てたものであるにも関わらず、
後の世(第21王朝)のパネジェム1世が、
「コレは自分」と言ったがために、
パネジェムの巨像と呼ばれてるんだそう。
そんなんアリ〜〜!?
てなわけで、コレは正確にはラムセス2世像。
足元にいるのは、愛しのネフェルタリなんだそうです。
←第二塔門から大列柱室を見たところ
←大列柱室
奥に見える尖塔はトトメス1世のオベリスク
(photo by みねちゃん)
ラムセス1世から、ラムセス2世と、
およそ100年に渡って建築された大列柱室。
このカルナック大神殿の大きな見どころのひとつです。
ラムセス2世らしく、
その迫力は目を見張るものがあります。
←大列柱室に入っていきます
←柱に描かれたレリーフの一部
←大列柱室の柱
←柱の大きさがわかるかな
←円柱の1つ
高さ23メートルある柱が、134本も並ぶその様は、
ただただ迫力。
刻まれた象形文字も美しく、まさに芸術品です。
←大列柱室を抜けるとすぐに
トトメス1世のオベリスクが
第三塔門を抜けると、すぐにトトメス1世のオベリスクが。
さらに、その奥の第四塔門を抜けると、
現存するオベリスクでは世界最大の
ハトシェプストのオベリスクがあります。
←第四塔門
←第四塔門横のレリーフ
←遠くから見たハトシェプストのオベリスク
←頭からオベリスクが突き出ているみたい(笑)
←ハトシェプストのオベリスクを
下から見上げて
(photo by みねちゃん)
そして、このハトシェプスト女王のオベリスクを過ぎると…
あちこちにオベリスクが乱立。
この辺りになってくると、
だんだん感覚がマヒしてきて
すごーーーいって思えなくなってくるから
要注意です(笑)
←今もキレイに残るレリーフ
それにしても………。。。。
日陰がな〜〜いっ!!
暑い。暑すぎる。
あまりの暑さに、ガイドのニビーンさんに愚痴ると、
「今頃、西岸はもっと暑いヨ」
と、一蹴されてしまいまいた。
わかってるけど、暑いものは暑いのよ〜〜!!
←熱中症に注意です
←神殿はかなり広いです
←神殿内にはたくさんのファラオ像があって
1つ1つ丁寧に見ているとキリがないほど
←オベリスクの先端
近くで見ると、大きく感じます
さて、ハトシェプストのオベリスクから
聖なる池へと進むと、
カルナック大神殿、最後の大きな見どころがあります。
←聖なる池に出る前にあるスカラベの像
周りを7周すると、幸せになれるという伝説のある
スカラベの像です。
スカラベとは、いわゆるフンコロガシのことです。
←回るうちにかなりバテてきてます(笑)
もちろん、私たちも7周回りました。
最後廻り終わる頃には、あまりの暑さにフラフラ。
首の後ろに貼っていた冷えピタも
汗ではがれてしまいました。
幸せになれるかなぁ。私たち。
←スカラベ像のすぐそばにある
聖なる池
←汗だくだく
←後ろは修復中のエリア
夜になると聖なる池は
鏡のように神殿を映し出します
聖なる池を取り囲む塀にも、素晴らしい彫刻が。
←壁一面に美しいレリーフがびっしり!
←聖なる池から
夜のサウンドショーの客席に続く道
一通り見てまわった後は、
このカルナック大神殿で唯一、日陰のある休憩所で一休み。
←聖なる池のすぐそばにある休憩所
ココでは飲み物(ぬるい!)や
ガイドブックが売られています
後ろに見えているのは、
右からハトシェプストのオベリスク、
トトメス1世のオベリスク、第三塔門。
最後は、もときた道を戻り、
第一塔門前の中庭から抜けて、ラムセス3世神殿へ。
←大列柱室を抜けて戻ります
←柱の影で一休み
←ラムセス3世神殿の入口
←ラムセス3世神殿
顔は残っていませんが
像はすべてラムセス3世だそうです(笑)
←あまりの暑さに
やさぐれた雰囲気の2人(笑)
神殿内部にぐるっと取り囲むように作られた像は、
オシリス神。
16体並んでいます。
←第一塔門のふもとに立って
参道を出口に向かって臨む。
かつてこの参道は、ルクソール大神殿まで
続いていました。
カルナック大神殿を出ると、時刻は14時20分。
わずか1時間の見学とは思えないほど、
見どころたっぷりの巨大神殿でした。