4日目その⑨ スペイン料理レストラン ナヴァッラで念願のフィデウアを食べる(10月23日)




    
21時半

    想像以上に
モンセラットからバルセロナに戻ってくるのが

    遅くなってしまった私たちは、

    宿泊していた
ホテル・グランヴィアの隣にあった

    バルで夕食を取ろうと、のぞいてみることに。




    したのだけれど…




        


        





    ホテル・グランヴィアの隣にあった

    
タパス&ビア




    中に入ると、タバコを吸っている人たちがいて、

    さらに、私たちが中に入って行っても

    スタッフは、なぜか見てみぬふりで

    
ウェルカム!という雰囲気ゼロ





    相棒はスモーカーだし、

    疲れてるからココでいいんじゃないって感じだったけれど、

    私は雰囲気のイマイチなお店で食べたくなかったので、

    違うお店を探すことに。




    後で某クチコミサイトを見たら、

    かなり酷評されていて。

    やっぱりなーという感じでした。




    残念。



       





    というわけで…




        
←タパス24の看板

        
←タパス24は地下にあります




    相棒が持っていたガイドブックにも載っていて、

    これまたホテルから程近い

    
タパス24(Tapas 24)のぞいてみたのだけれど。




    地下の入口に続く階段に行列ができていた上、

    偶然、お客さんがワインのボトルをテーブルから落としてしまって

    店の床が大変なことになっている状況に出くわし。




    今度は、相棒の方が、

    
ココじゃない方がいいと言い出してしまった。




    あちゃー。

    このお店はおいしそうな雰囲気だったのになー。




    そこで、
グラシア通りをブラブラして見つけたのが…




        




    
ナヴァッラ(Navarra)というレストラン。




    たたずまいが少々古くて、

    お客さんもあんまり入ってなくて、

    見た目からして、あまりおいしそうになかったけれど、

    2人とも疲れ果てていて、

    ようやく2人の意見が一致したこともあって、妥協してしまった。




    というわけで、中に入ると…




        ←案内された席



    え、ええと……

    
大丈夫ですか!?




    いくらラテン系の国とはいえ、

    大雑把だなー。




    とはいえ、もうお店の中に入ってしまったし、

    すでに
22時近くなっていたので、

    これ以上、お店を探し回る気力もなく。

    とりあえず、注文してしまうことに。




        
←飲み物メニュー

                                     他のお店では、あまり見かけなかった

                                     カクテルなどもあります


        
←メニュー

                                              英語の表記もあって、わかりやすいです


       
←写真はかなりおいしそう

       




    オーソドックスなスペイン料理が並んで、

    案外(失礼!)おいしそう。




    中でも私たちの目を引いたのが…




         




    パエリアのメニューが並んでいるところにあった、

    
フィデウア(Fideua)という料理。




    フィデウアというのは、

    エンジェルヘアーと呼ばれる細いパスタを短くカットし、

    お米の代わりに、海鮮や肉などと炊きこむ料理のこと。




    私たちは、
この旅行中、1回は食べたいねー

    などと話していたのだけれど、

    最後の夜になって、たまたま入ったお店で念願叶うことに。




    やったね。

    こういうことで、ちょっとテンションが持ち直す私たちって、単純(笑)。









    というわけで。




        




    最初にやってきたのは、

    
白のサングリア 7.25ユーロ(約830円)




    うむむ。

    どう見ても、ちゃんとフルーツを漬け込んだサングリアではなく、

    
ジュースで割っただけでのワインカクテルで、

    高すぎる感さえあるシロモノ。




    レモンだけは、たくさん入っていたけれど。

    レモンサワーならぬ、ワインのレモン割的な。




        
←私の席から見た

                                              
お店はこんな感じ~




    そして、料理が出るまでの間に

    お店のカウンターにあるタパスをチェック。




        
←海鮮どーん

        

        

        

        

        




    写真も全然OKで、

    こういうところも、おおらか(笑)。




    少なくとも、ココに並んでいる料理はおいしそうで、

    海鮮も言葉が話せれば、その場で調理してもらえるのかも!??

    と、思いました。




    そして…




        
←頼んだ料理が一気に来た!




    想像はしてたけど、

    
どれも量が多い!!




        




    こちらは私のリクエスト

    
イカのフリット(Caramars i Potetes) 8.95ユーロ(約1020円)




    カタルーニャの名物料理の一つです。

    普通のイカフライやイカの天ぷらと違って、

    衣がサクサクしたフリットで、

    このサクサク感が好きなんです。




        




    
牛肉のカルパッチョ(Carpaccio de Vedell) 14.95ユーロ(約1700円)




    薄くスライスした子牛の肉に、

    パルメザンチーズとルッコラを乗せて、シーザードレッシングで味付け。




    うん。

    
スーパーに売ってる生ハムで

    
レタスなしのシーザーサラダを作った感じね!




        




    まあまあおいしかったけど、このお値段は高いかなぁ。

    やっぱり。




        




    
タコとポテトのガリシア風(Pop a la Gallega am) 18.95ユーロ(約2160円)




    
ガリシア風って、どんな風よ!?

    と思ったら、

    
オリーブオイルとパプリカパウダーで味付けされたタコ料理のことを言うそうで、

    スペインの北西に位置するガリシア州の名物料理だそうです。




    非常に無難においしかったけど、

    2000円以上するって、

    これまたちょっとお高いかなぁ。




        




    こちらは、相棒リクエストの

    
パン・コン・トマテ(Pan con Tomate) 2.5ユーロ(約290円)




    お店の方に、

    
付け合わせにパン・コン・トマテはどうですか?

    と聞かれたとき、

    私は、
絶対そんなに食べられないから、いらないんじゃない

    と、主張したのだけれど、

    相棒が、
私食べたい!と言うのでオーダー。




    これは、私も計算外だったのだけれど、

    小さなバゲットのパン・コン・トマテであれば

    食べられたかもしれないけれど、

    1枚が
ピザのような大きさのパンを使ったパン・コン・トマテで、

    やはりほかの料理でお腹いっぱいになってしまい

    非常に申し訳ないことに、半分近く残してしまいました。




        
←とにかく1枚が大きい!




    これには、相棒も反省しきり。

    そろそろ若いころと同じようには、食べられないこと

    こういうとき自覚するよねー。




    そしてそして、期待の…!!




        




    
フィデウア(Fideua amb fideu ca) 15.50ユーロ(約1770円)




    フィデウアの方が、料理に手が込んでそうなのに、

    タコ料理より安いって、どういう基準なのかしら??

    タコ自体が高いのかな。




        




    なんだか茶色くって、

    見た目はイマイチなんだけど…




         




    うん。

    
アルデンテとは程遠い煮込み具合だね(笑)




    でも、案外味付けは嫌いな感じじゃなくて。

    パン・コン・トマテは食べきれなかったけれど、

    量が多かったにもかかわらず、こちらは完食。

    箸…ならぬフォークがけっこう進む味でした。




        




    そんなこんなで、

    相棒がもう一杯サングリアを飲んで、

    全部で
79.85ユーロ(約9100円)。




    正直言えば、もう少しおいしければ、

    このお値段でも納得!って感じだっただろうけど、

    まあ、こんなもんかなーという味で、

    お手頃とは言い難いかなーという印象でした。









    今回、3回バルセロナで夕飯を食べるチャンスがあって思ったのは、




    
美味しいお店で食べたかったら、夜は予約必須!!




    ということ。

    特に、相棒が行列に並ぶのを嫌がる場合は、なおのこと。




    
美味しくて人気があると評判のお店は、

    
すべからく行列していて、どこも40分は待つと言われてしまって。




    私は、待ってでも美味しいものを食べたい派、

    相棒は、美味しいものは食べたいけど、待ちたくない派

    となると、どうしてもお互いに妥協しなければならなかった。




    何時に行けるかわからないし、

    スペイン語もわからないし…

    と思って、結局予約せずに行ったけれど、

    正直、今回夕飯で行ったお店で、

    本気で美味しくって、ここは自信持って

    お勧めできるようなお店はなかった。




    何時になるかわからなかったら、

    
少し遅めの時間に予約すればよかった。

    と、つくづく思いました。




    もし時間が余っても、

    ホテルで休んでもいいし、

    バルセロナには時間をつぶせる観光地やお店がいっぱいあるから。




    次回行くときは、
絶対予約して、

    
絶対美味しいお店で食べたい!!




    つくづくそう思った

    バルセロナ最後の夜でした。