2日目その⑤ 居酒屋的タパスTapaTapaで気軽な夕食(10月21日)




    
20時5分。




        
←夜のカタルーニャ広場




    スーパーの
メルカドーナで買い物して荷物が多かった私たちは、

    一度、ホテルに荷物を置きに帰り、

    そのまま夕食へと出かけることに。




    で。

    本当はね、食べてみたいお店があったんです。




    友人のたかこに勧められてクチコミとか調べたら

    かなーり評判もいいし、

    多くのガイドブックにも載っているようだし。




    で、
グラシア通りをカサ・ミラの方へと歩き、

    
マリョルカ通り(Carrer de Mallorca)を曲がったところにあるお店

    
セルベリア・カタラナ(Cerveceria Catalana)を

    のぞいてみたら…




        
←ぶれちゃった




    お店の外まで待っている人であふれていて。

    予約してないんだけど…と英語で告げると、

    
40分待ちと言われてしまいました。




    口コミにも
人気店で予約必須的なことが書かれていたので、

    私自身は覚悟のうえでのぞいて、

    待たずに入れたらラッキーくらいに思っていたのですが、

    相棒は

    
「そんなに待てない。40分もイヤ」と断言。




    私的には、ほかにあてもなく探し歩く方が疲れるし

    待ってでもおいしいお店に入りたかったのですが

    仕方なく違うお店を探すことに。




        
←夜のカサ・バトリョもキレイ~









    とはいえ、私がほかに調べておいたお店は、

    ここからちょっと遠かったり、

    やはり人気で待たされる可能性もあって。

    あてもなくグラシア通りを歩いていると。




    写真つきメニューを表に出しているお店を発見。

    ココなら、言葉が通じなくてもなんとかなりそう!

    ということで、中に入ると…




    スタッフに
英語が通じる!!

    すぐにカウンターに通してもらえました。




          
←カウンター

          
目の前にはさまざまなタパスが




    そして、皆さんお気づきでしょうか。

    何か物足りなくないですか。




    そうです。

    私ったら、お店に入れた安心感と疲れとで、

    
お店の外観の写真を撮り忘れてしまったんです。




    わ、私としたことがーーーー!!!




    というわけで。

    お店の名前は




        
←メニュー




    
タパタパ(TapaTapa)です。

    そして、メニューを広げると…




         

         

         
         
         




    さらに…




         
←テーブルに敷いてあった紙

         
←シーフードのタパス

         
←一口タパス

         
←サラダ

         
←そのほかのタパス




    テーブルシートが写真付きメニューになっていて。

    こちらは、スペイン語でしか書かれていませんが、

    
メニューの数字と照らし合わせて日本語を見れば

    
どんな料理か一目瞭然で、

    これには、スペイン語も英語も読めない相棒は大喜び。

    お店を探した甲斐がありました。




         
←ほかにフランス語、ドイツ語、

                                               イタリア語、ポルトガル語などのメニューが









    というわけで。




         





    まずは、
ビール 3.65ユーロ(約420円)と

    
カヴァ 4ユーロ(約460円)で乾杯。

    まずやってきたのは…




        




    
スモークサーモン入りポテトサラダ 3.55ユーロ(約400円)。

    安い!!




    が。




         




    あんまりスモークサーモンが見えないね…




    と、思ったけれど、

    食べてみると、案外スモークの香り

    ポテトは、少し硬めにゆでてあって、

    軽くマヨで和えている感じでした。

    正直言うと、居酒屋メニュー的な感じではあったかな。




         




    
イベリコ豚の生ハム 11.20ユーロ(約1280円)

    スペインに来たら、やっぱりコレだよねーーーー。

    イベリコ豚の生ハム、大大大好き。




    これだけ入って、このお値段はさすが。

    やばー。幸せー。




         




    
ムール貝のグリル ポテトフライ添え 3.95ユーロ(約450円)

    これまた、マジですか!?って安さ。




         




    ムール貝もぷっくり。

    うん。おいしー。




         




    
イカフライ 6.05ユーロ(約690円)

    イカフライというと、日本のパン粉をつけて揚げたものか

    天ぷらのようなフライを思い浮かべるけれど、

    バルセロナのイカフライは、イタリアの
フリットのような粉を使っていて、

    衣がサクサクでおいしい。




    私は、このイカフライ、かなり好きでした。




        




    と、ここまで、お値段もお手頃だし、

    まあまあおいしくて満足だったんだけど、

    一つとても残念だったことが。




         




    
ホワイトサングリア (お値段書いてありませんでした)




    サングリアといえば、

    ワインにフルーツを漬け込んだ

    スペイン独特のワインの飲み方。




    初めてスペインに来て飲んだときには、

    それはもう、おいしくって感動したものだった。




    当然、そういうものが出てくると思ってたんだけど…




    見ての通り、中に浮かんでいるのは

    
キウイの破片!?って感じのもの。




    目の前でカウンタースタッフのおねさんが作っていたのだけれど、

    白ワインにタッパーに入っている
ミックスフルーツを入れて、

    
グレープフルーツジュースをどぼどぼ~~

    みたいな。




    まるで、日本のチェーン店の居酒屋で出てくるような。

    そんな作り方。

    ウソでしょ!?

    
それ、サングリアっつって、出す!?

    ここ、スペインですよね!?

    みたいな。




    う~ん。残念。




    しかも、おねえさん、派手にビール瓶割っちゃうし。

    まあ、良くも悪くもにぎやかですね。




         




    
シーフードパエリア 12.95ユーロ(約1480円)




    ま、まあ、そういうサングリア出すお店だし、こんなもんだよね。

    お米は、アルデンテとは程遠い、

    普通に炊いたお米って感じでしたが、

    味はそこそこおいしかったです。




         

         




    某ブログでは、

    この
TapaTapaについて

    
「日本人がよく失敗するお店」として紹介していたけれど。




    私自身の感想としては、

    総じて、すごくおいしいわけでもないけど、

    
どれもそこそこおいしくて、お値段もお手ごろ。




    スペインならではの、すごくおいしいバルを期待してはいけないけれど、

    英語も通じるし、日本語メニューもあるし、

    
チェーン系居酒屋さん的お気軽バルって感じのお店。




    ダメじゃないけど、

    やっぱり、せっかくバルセロナまで来たなら

    おいしいお店に入りたかったな。

    と、ちょっと心残りでした。




    次回バルセロナに来るときは、

    ちゃんと予定を立てて、

    
おいしいバルを予約しよう。

    心に決めた夜でした。









     
22時半。

     
ホテル・グランヴィアに戻ってきて。




         
←ダイニングに用意されていました

          
←お茶も充実

          
←カフェマシーン

          




    24時間のコーヒーサービスは、

    本当にありがたい。




    翌日は、1日バルセロナ観光。

    楽しみじゃあー。